ホームページを運営する際、重要になってくるのがホームページ運用マニュアル・ガイドラインルールです。
しかし、ホームページを立ち上げたばかりの方や初心者の方は、なかなか聞き慣れない用語かもしれません。
ここでは、2021年最新のホームページ運用マニュアル・ガイドラインルールを解説していきます。ぜひ、参考にしてみてください。
マニュアルとガイドラインについて
ここでは、マニュアルとガイドラインの意味について考えていきたいと思います。
マニュアルについて
まず、マニュアルとはどういった意味で使われている言葉なのでしょうか。マニュアルとは、説明書やリファレンス、手順書を想像すればわかりやすいかもしれません。
マニュアルとは目標や目的を達成するための手順を示したものであり、ゴール達成までの道のりと考えられます。
ガイドラインについて
一方、似たような言葉であるガイドライン。
こちらは、指針や指標を意味している言葉です。ゴールに対する進むべき大まかな流れや方向性、守るべきことなどを意味します。マニュアルとの違いは、“概念”的な部分か否かといったところです。
例えば、Aという料理を作る際、誰でも同じものを作れるように指南されているものであればマニュアル。
一方、“ソーセージをアメリカンな雰囲気で仕上げる”といったような曖昧なゴールだった場合、ガイドラインになります。
後者は人によって仕上がりが変わるものの、その概念は皆一緒であり、個性的でありながら方向性が一致しているといった結果になります。
ホームページ運用におけるマニュアルとガイドライン
ホームページ運用におけるマニュアルとガイドラインについて考えましょう。
まずホームページ運用のマニュアルというのは、そのホームページを運用していくための説明書のようなものです。誰が担当者になっても、定められた運用マニュアルに沿えば安定した運用することが可能です。
一方、ガイドラインというのは前述したように概念的なものであることから、そのサイトの性格や目的に対するものと考えるとわかりやすいでしょう。
例えばフランスのライフスタイルを提案するファッションサイトであれば、携わる関係者全員が“フランス的なコンテンツ”を意識して作成していく必要があります。
このように、マニュアル、ガイドラインをしっかりと定めておくことでホームページの個性や性格、正しく運用することができるのです。
マニュアルとガイドラインで徹底したいこと、まとめ
ホームページ運用におけるマニュアルとガイドラインで徹底したい内容をまとめてみました。
運用マニュアル
まずマニュアルを作成する際に守りたいことがこちらです。
・読み手のターゲット
・記事や文章のルール
・運用における担当者と権限・更新頻度など
また、運用マニュアルを作成するためには文字だけではなく、図式や説明、事例などを出しながら、誰でも見やすいようなレイアウトで仕上げることが肝心です。
マニュアルは、誰でもそれを見ればゴールに辿りつけるためのものなので、作成者がわかればイイといった形ではいけません。
運用ガイドライン
ガイドラインは、そのWEBサイトによって変わってきますが、基本的なところは押さえておくべき必要があるでしょう。
・ユーザビリティ&アクセシビリティ
・SEO
・コンテンツ
・デザインや文章
・コーディング
これらはホームページを運用するにあたって、必ず定めておくべきガイドラインといえます。
ホームページを作成する際、目的がわからなかったり、ページごとにデザインや文章のトンマナ、デザイン、画像の雰囲気などがバラバラだった場合、ユーザーに不安を与えてしまいます。
2021年現在、老若男女数多くの方がインターネットを利用することから、ユーザー満足度を上げることが重要です。
ガイドラインはやや抽象的といった定義であるものの、2021年はできるだけ細かくしっかりと定められていることが求められるかもしれません。
マニュアルとガイドラインは外部委託もアリ
ホームページにおける運用マニュアルとガイドラインは、自社でなかなか作成するのは難しいといった声もあります。
とくにWEBサイトの専門知識がない企業の場合、マニュアルやガイドラインをおろそかにし、結果アクセス数などを稼げず閉鎖に追いこまれるケースが少なくありません。
マニュアルやガイドラインを作成できる専門ツールも多く出回っていますが、まず制作会社に相談してみるのもよいでしょう。
サイトの方向性やCMS、各種HTMLタグの活用方法、そしてGoogleのSEOガイドラインなど、プロフェッショナルな視点からマニュアル・ガイドラインづくりをおこなってくれます。ぜひ、検討してみてください。
まとめ
2021年現在、ホームページ運用マニュアル・ガイドラインルールを作成する重要性が高まってきています。
数多くのWEBサイトが立ち上げられているからこそ、正しく運用されているWEBサイトに評価が集まるはず。
ぜひ自社ホームページの運用マニュアル・ガイドラインルールを利用する際はしっかりと情報を集め、わかりやすく継続しやすいものを作成しましょう。