自社のホームページを作成した後、重要なのは「更新作業」を怠らないことです。
ホームページは作ったら終わりではなく、日々新しい情報を更新していくことでその価値を発揮します。
ここでは、ホームページの更新はどうすれば良いのか、さらに更新作業のメリットについて解説していきましょう。
ホームページの更新について
そもそもホームページの更新とはどういった行動なのでしょうか。ホームページの更新について解説していきます。
そもそもホームページ更新とは?
ホームページ更新と聞くと、“新しい情報を掲載する”と考える方が多いかもしれません。
たしかにブログや新着情報を掲載したり、もともとある情報をブラッシュアップすることは、“ホームページ更新”といえるでしょう。
しかし、ホームページ更新とは顧客の要望に応えたり、なにかあった際にその情報を掲載したり、季節に応じたデザインにするなど多種多様な改善を図ることをいいます。
更新をするということは、常に自社のホームページを最高の状態にしておくといったメンテナンスのようなものです。
ホームページの更新の内容とは?
では、ホームページの更新の内容について考えていきましょう。
ホームページの更新作業の方法
ホームページの更新作業をするためには、ホームページの内容やデザイン、プログラムを変更する作業になります。HTMLだったりCMSだったり、専用のソフトを利用するなどしてHP内を更新することです。
自社で更新作業をする場合
しかし、ホームページを更新するための作業スタッフが必要である上にホームページ更新における知識が必要でしょう。ホームページの更新と一口にいっても作業は膨大にあり、誰が何をするのか。そういった作業の担当を理解する必要があります。
外注で更新作業をする場合
自社内でホームページを更新するメリットは費用がかからないことや自由に更新できる、ノウハウ蓄積などがあります。
しかし、前述したように作業を覚えることや自社では気づけない発想、また顧客管理などかなりデメリットもあります。その場合、外注で更新作業を行う必要があるでしょう。
外部に業者に更新をする際、どのような更新内容にするか、費用をどうするか(年間50万円前後が相場)など考慮する必要があります。
ただし自社の人手や知識が少ない場合、外注することで自社更新のデメリットをカバーできるのでおすすめです。
ホームページの更新のメリットは?
で
は、ホームページを更新するメリットはどこにあるのか解説していきます。
リピート閲覧が発生する
自社サイトにアクセスする度に新鮮な情報が掲載されている場合、その情報を確認するためにリピート閲覧が発生しやすくなります。
1年前の情報でストップしていた場合、良質な内容でも訪問者に“稼動していないのか”といった不安を与えてしまいます。むしろリピート閲覧者が増えることで業績アップにも繋がるため、ホームページ更新は重要なのです。
コンテンツの鮮度が高くなる
ブログはもちろん商品情報、企業の動向などを随時更新することでコンテンツ鮮度が高くなり、後述するSEO対策にも繋がります。
ホームページはカタログのような役目も担いますが、24時間稼動している自動営業マンのようなものです。コンテンツの鮮度が高ければ高いほど、その信頼性が高まることが期待されます。
SEOにも多少影響がある
ホームページを更新するだけでSEO対策になるとは限りません。
顧客に有益ではない意味不明なコンテンツばかりを無駄に上げていても、SEO対策にはならないでしょう。ただし、正しい内容のコンテンツであれば、できるだけ更新していった方がSEO対策にはなると考えられます。
ホームページ更新頻度が低い情報の場合、検索ロボットに古いと見なされてしまうため、新しい情報を更新している他社にSEO的に追い抜かれてしまうのです。
前述した鮮度が高く上質なコンテンツを更新し続けることは、競合他社との差別化を図るためにも重要といえるのではないでしょうか。
ホームページの更新の頻度は?
ブログなどであれば毎日更新できますが、商材の性質によって頻度が高過ぎるとマイナスに働くこともあるでしょう。
あくまで目安ですが、自社HPであれば最低でも5日か7日1度、月に5回程度のホームページ更新が必要だといわれています。ホームページも生きものですので、こまめにチェックしながら更新・改善を続けていきましょう。
まとめ
ここでは、ホームページ更新についてお伝えしてきました。
意外に多くの企業がホームページを作成した後に安堵してしまい、そこからの更新・運用について考えていません。
ホームページの解説はあくまでスタートであり、更新続けることで成長してきます。
ホームページ更新は自社の売上を伸ばすためにも重要な作業。ぜひ、手を抜かずに考えながらホームページを運用していってみてください。